2007年7月19日木曜日

越の変遷

越(えつ)の変遷図(クリックで拡大)

越(えつ)は上図のように5段階の変遷をたどりました。
越は長く閉鎖地帯であり、大化の改新後に3つに分けられ、823年に7カ国になりました。
  • 第1期
    • 北陸全体が、越(こし)の国とよばれました。
  • 第2期
    • 越前、越中、越後に3分割されました。
  • 第3期
    • 豊かな越前が越前、加賀、能登に分けられました。
  • 第4期
    • 若狭と佐渡が加わりました。
    • 若狭、越前、加賀、能登、越中、越後、佐渡の7地域となりました。
  • 第5期
    • 現在の福井県、石川県、富山県、新潟県となりました。

北陸3県といえば、福井(若狭、越前)、石川(加賀、能登)、富山(越中)のことです。この3県は比較的よくまとまっています。

北陸地方といえば、新潟県も入ります。新潟県は、北陸地方に入ったり、関東甲信越地方に入ったり、上信越地方に区分されたりします。


作図メモ
  • 第3期の越前、加賀、越中 2*1。越後4*1。能登2*1

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