越の変遷
越(えつ)は上図のように5段階の変遷をたどりました。
越は長く閉鎖地帯であり、大化の改新後に3つに分けられ、823年に7カ国になりました。
作図メモ
越は長く閉鎖地帯であり、大化の改新後に3つに分けられ、823年に7カ国になりました。
- 第1期
- 北陸全体が、越(こし)の国とよばれました。
- 第2期
- 越前、越中、越後に3分割されました。
- 第3期
- 豊かな越前が越前、加賀、能登に分けられました。
- 第4期
- 若狭と佐渡が加わりました。
- 若狭、越前、加賀、能登、越中、越後、佐渡の7地域となりました。
- 第5期
- 現在の福井県、石川県、富山県、新潟県となりました。
北陸3県といえば、福井(若狭、越前)、石川(加賀、能登)、富山(越中)のことです。この3県は比較的よくまとまっています。
北陸地方といえば、新潟県も入ります。新潟県は、北陸地方に入ったり、関東甲信越地方に入ったり、上信越地方に区分されたりします。
作図メモ
- 第3期の越前、加賀、越中 2*1。越後4*1。能登2*1